ジョブズのプレゼンの本質を分析

洋泉社ムック本「スティーブ・ジョブズ」2016年6月20日発売

「ジョブズのプレゼンは、なぜ人の心を打つのか?」と題した記事を寄稿しました。以下は、その冒頭部分です。是非、書店でチェックして下さい!

「ジョブズのプレゼンは、なぜ、人の心を打つのか?その本質は、ジョブズが抱いた使命感、情熱、信念にある。

 使命感とは、コンピュータを用いて、人びとの創造性を解き放ち、世界を変えるために、自分とアップルが存在するという強い自覚。

 情熱とは、洗練を突き詰めたシンプルさと、直感的な分かりやすさを併せ持つ、人びとをわくわくさせる、すごい製品を世に送り出したいという熱い思い。

 信念とは、自分が世界を変えられると本気で信じるクレイジーな人が、本当に世界を変えることができるという確固とした考え。

 

 ジョブズがプレゼンを行う時、聴き手は、これらの三つを感じとり、自らの内にある、内なる使命を思い出し、情熱を湧き上がらせ、信念を確固たるものにする。ジョブズのプレゼンは、こうした感情連鎖を巻き起こす。だから、人の心を打つのだ。」


プレジデント・ネクストに初のマンガ掲載

プレジデント社「プレジデント・ネクスト」2015年9月号(9月17日発売)

 

トップバッターとして、ストーリーの組み立て型を解説しています。初のマンガ解説、編集者とマンガ家の方と一緒になって、知恵を絞りました。カラーで10ページ、楽しくスピーチのコツを学んでいただける内容です。書店で見かけたら、是非、手にとって下さいね!



著書


2012年2月、ダイヤモンド社

<目次>

プロローグ スティーブ・ジョブズのスピーチは、なぜ人々の心を打つのか

ジョブズ伝説のスピーチに見る、大きな影響力

三つの項目でジョブズのスピーチを分析する

論理性、情熱、信頼性が揃ったときに心は動く

感動のカギは、スピーチ原稿にあり


part1 スピーチの核をつくる

1章 相手を知る ─どんな場で、聴衆は何を期待しているか

日本人のスピーチ下手は過去のこと

スピーチとは、組み立てられた話

スピーチの殿堂、TEDカンファレンス

スピーチとプレゼンの違い

大前提は、場と聴衆を把握すること

何のために設定された場か、主催者は何を求めているか

聴衆は誰か、何を求めているか


2章 メッセージを絞る ─最も伝えたいことを明確にする

スピーチ全体を通じて一つのメッセージを伝える

ジョブズはどうやってメッセージを決めたのか?

連想マップを活用してメッセージをつくる

最も伝えたいことは何か


part2 話を効果的に組み立てる

3章 全体構成とボディ ─伝わりやすい構造、順番を考える

全体の構造はすっきりシンプルに

スピーチの根幹、ボディの基本パターン

ビジネスパーソンにとって身近な「ポイント提示型」

聴衆に具体的なアクションを促す「問題解決型」

心が動く、共感を呼ぶ「ストーリー型」

ストーリー展開のコツ


4章 オープニング ─導入部で聴衆の注意を引きつける

聴衆をつかむオープニングとは

ジョブズのオープニングは、直球勝負

より正統派の、J・K・ローリングのオープニング

真心が伝わる、ブータン国王のオープニング

押さえるべき五つのポイント


5章 クロージング ─記憶に残る終わりかた

締めくくりかたで、スピーチ全体の印象が変わる

ジョブズが選んだのは、若き日の思い入れのある言葉

有名な古典で教訓を伝えた、J・K・ローリング

祈りのパフォーマンスに思いを込めた、ブータン国王


part3 原稿づくり、リハーサル、そして本番!

6章 リハーサル ─原稿づくりから前日の準備まで

スピーチ原稿を準備する

ステップ① 基本構想

ステップ② アウトラインの作成

ステップ③ フルテキスト原稿の作成

ステップ④ 言葉磨き

リハーサルのポイント


7章 デリバリー ─壇上での立ち振る舞いから質疑応答まで

感動の本質は、聴衆と心が通い合うこと

演台に上がる前の心の準備

声を響かせるには

目線と、身振り手振り

予期せぬトラブルにどう対処するか

質疑応答のポイント


エピローグ スピーチライターの仕事

盛田昭夫会長との出会い

出井伸之社長とIT戦略会議

アメリカのスピーチ事情を学ぶ

点と点は、必ずつながる

2015年2月、PHP研究所

<目次>

はじめに

序章 なぜ、失敗談なのか

盛田昭夫さんにもらった激励

子供の成績は叱っても伸びない

海外のリーダーの堂々たる失敗談

日本での失敗談は「格好悪い」?

失敗談は人の役に立つ

想像以上に困難な失敗の直視

過去の失敗をリソースに変換する

今、日本にはリーダーの失敗談が必要


第1章 優れたリーダーたちの失敗談

スティーブ・ジョブズの失敗談

痛い目にあった時「内なる声」が聞こえる

J・K・ローリングの失敗談

オプラ・ウィンフリーの失敗談

三人の失敗談の共通点

人生の秘密に迫る


第2章 誰にでも必ず「語るべき失敗談」がある

大物かどうかは関係ない

思い出したくもない挫折体験

振り返れば必ず新発見がある

ネガティブ感情も悪影響だけではない

過去のモヤモヤした自分と向き合う

辛い時期のきっかけは何だったのか

最も辛いことも、できれば見つめる

悲しみからも学んでいることはあるはず

乗り越える助けになったものは何か

世界からメッセージを受け取ることもある

晴れ間がのぞくタイミング


第3章 失敗をリソースに変える「振り返り」の技術

失敗その1「ミスから出た失敗」の振り返り

失敗その2「挑戦した結果の失敗」の振り返り

「原因追及型」の反省は辛い

失敗感が残る過去を振り返る5つのステップ

ステップ1:失敗の所在の明確化

ステップ2:マイナス感情の除去

ステップ3:目的の確認

ステップ4:リソースの認識

ステップ5:学習と振り返り


第4章 失敗を乗り越える4つのステップ

乗り越えるには希望が必要

ステップ1:自分にとって大切な価値観を知る

至福体験を振り返る

最悪体験を振り返る

尊敬する人と軽蔑する人を振り返る

出てきた価値観の整理

ステップ2:実現した未来を描く

制約のない理想の未来を描く

ステップ3:未来から現在を眺めて、リソースに気づく

ステップ4:最初の小さな一歩を踏み出す


第5章 失敗の語り方

「英雄の物語」のパターン

教訓を伝える語り方

志を伝える語り方

失敗談は、人のためならず


おわりに